私の86感

86のある暮らし

糞まみれの86

帰路に着こうと、職場の駐車場へ向かう私に悲劇が訪れる。

私の86が鳥の糞まみれである。私の宝物が台無しである。

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コレは、酷い!

私の86の隣りに停めていた池田さんの86も、鳥の糞まみれである。

どうやら鳥の糞の被害は、私と池田さんの86の2台だけだった。

家に着くと私の86を見た嫁の第一声が、

「汚い、洗車したら?」

なんて、捻りの無いつまらない言葉なんだ。

私は、会話に少し拘りがある。

オチの無い会話は、私の耳を素通りしてしまう程だ。

私は次の休日に、行きつけのガソリンスタンドへ洗車の予約を入れる。

鳥の糞は、そのまま放置すると車の塗装を侵す事を私は知っている。

とても危険なモノだ。

雨でも降ってくれれば良いのだが、世の中そんなに上手くはいかない。

洗車当日ガソリンスタンドが開く前から、ガソリンスタンドにスタン張る私と86。

ガソリンスタンドのお姉さんにも、

「コレは、酷いですねー。」

私はコレ以上無い程の重圧をかけ、洗車を丁寧にお願いする。

小1時間もしないうちに洗車が終わる。

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綺麗になった86を見て、ニヤける自分が恥ずかしい。

帰り道、心なしか86の調子が良くなった気がする。

が、私が調子に乗るとお巡りさんに捕まったり、事故ったりしてしまう。

躍る心を抑えて、帰路に着く。

早くコロナウイルスが収束し、再び平穏な日常が戻る事を心から願う。

 

 

 

 

まだまだ続く外出自粛

不要外出自粛の中、私の86のエンジンオイル交換時期が訪れた。

私は、アウトシュピールの加藤さん&ユニオンモータースの智久君に連絡する。

この2人の先輩達は、若い頃から私にとても良くしてくれる。

何故だろう?疑問に思うが、照れ臭くて聞けない私がいる。

加藤さんにエンジンオイルの相談をするも、前回と同じオイルを薦められる。

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加藤さん曰く、高価なオイルらしいが私は変化を楽しみたい。

加藤さんに、ミッションオイルを薦められる。

私のルールで、エンジンオイル以外のオイルは車検時に交換する事にしている。

私は次の車検時の、ミッションオイルの交換が楽しみでしょうがない。

ユニオンモータースの智久君から、エンジンオイルは届いたがTRDのオイルエレメントが届いていない状況だと連絡が入る。

私は、智久君にそんなに焦っていない事を伝える。

2週間が経つ頃、私は智久君に連絡すると忘れていたとの回答が返ってくる。

何故、部品が揃わない時に連絡して、部品が揃ったら連絡しないのだろうか?

しかし、智久君の人柄のせいか、私は腹が立たない。

休日の月曜日、ユニオンモータースへ向かう。

智久君を筆頭に、弟のタカ&おじさん&おばさんが笑顔で迎えてくれる、私の数少ない居心地いい場所だ。

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86のオイル交換中、智久君とタカとの会話が途切れ無い。楽しい時間は、アッという間だ。

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帰り際に、智久君に加藤さんの事務所へ寄るよう言われるが、不要外出自粛の為丁重にお断りして帰路に着く。

コロナウイルスの影響

今巷で流行のコロナウイルス

私の生活にまで、影響を受けている。

会社は時短になり残業が無くなり、プライベートは外出自粛を要請されている。

仕方の無い事なのだが、私も嫁も家の中でストレスが蔓延している。

まだ、私達家族に被害が出てないのが幸いだが。

全く以って困ったモノが、流行ってしまった。

それに次いで、私の86までもが機嫌が悪い。

86の機嫌が直るよう、私はガソリンスタンドへ行ったついでに、洗車を依頼する。

86も、随分と汚れていた。

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とても若く清潔感のある元気で綺麗な女性が、私に接客してくれる。私は、このガソリンスタンドの常連客なのだが初めて見るスタッフだ。

私は容姿が大切な事を再確認する。

私も容姿には気を付けているが、時間と重力に勝てなくなって来ている節がある。

時間とは残酷なモノである。

しかし恵まれた時代のお陰で、お金でカバーできるところもある。

私は、より一層お金の亡者になる。

そんな事に、物思いにふけていると洗車が終わる。

私の86は、ピッカピッカである。

洗車スタッフの方々には、とても感謝している。

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何処かへ走りに行きたい気持ちを、グッと堪えて自宅へ帰路に着く。

心から、コロナウイルスの収束を願う。

 

決別

エアクリーナー交換後、5日間エンジンチェックランプは点灯する事は無かった。

6日目、通勤途中赤信号にて停止時、再びエンジンチェックランプ点灯。

私は、完全に油断していた。

私は、周囲に完全に治ったと言い触らしていた。

私の面子は、丸潰れである。

私が悩んでいると嬉しい事に、心配してか面白がってか86のエンジンチェックランプ点灯の色んな情報が飛び交う。

最早、クイズ状態である。

1御朱印収集家池田さん

 リセッティング

2ラジコン師匠神谷さん

 高回転時点火系

3私の86の良きライバル西尾君

 プラグ

4私の新入社員時の教育担当島崎さん

 O2センサー

果たして、この中に正解はあるのか?

私は3番の西尾君の意見が気になった為、早速内山に連絡する。

内山の、やりたく無い感が半端無い。

私はそんな内山の心の声を察して、依頼をキャンセルする。

実質、ディーラーからの三行半である。

私は、困った時の駆け込み寺である佐藤商会へ、エンジンチェックランプ点灯の件を連絡する。

佐藤商会の対応は、とても素晴らしかった。

私の休日という事もあって、たった数分で修理完了。

そして、納得のできる説明。

今後は佐藤商会に、私の宝物の面倒を全面的に見てもらおうと心から思う。

因みに正解は、池田さんと島崎さんだった。

リセッティングしてダメなら、O2センサー交換するしか無いそうだ。

スーパーチャージャー装着の86に、よく見られる症状らしい。

情報は命とは、良く言ったモノである。

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初体験エンジンチェックランプ点灯

TRDのセミバケットシート取付から帰って来た、私の86。

エンジンの調子がいまいち宜しくない。

カブってるのか?

最近86を新車で購入した池田さんに相談するも、解決の術も見つからない。

そんな職場の帰り道、悲劇が訪れた。

点いてはいけないエンジンチェックランプが点灯した。

初めての体験に、私の動揺は隠せない。

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次の日、池田さんに故障診断を依頼する。

結果

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リッチって事は、燃料が濃いのか?

私の86は、佐藤商会にてコンピュータを書き換えている為、簡単にディラーには出せない。

選択を誤れば、収拾がつかなくなる。

悩んだ末に、エアクリーナーを交換して様子を見る事にする。

私の86はエアクリーナーを交換してから、9万キロ走行しているが、1度もエアクリーナーを交換していない。私の記憶が確かならば、エアクリーナーは5万キロ毎の交換だったような?何の為に点検、車検に出しているのか?困惑する。

しかしこの時、悲劇が起こる。

エアクリーナーBOXが、割れてしまった。

私が未熟故に。

結果

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厄年は終わったはずなのだが、厄年以上に厄が私に降り掛かる。

内山に早速LINEするも、この金額では相手にされない。

内山は、私の期待を裏切らない。

私は急を要する為、内山の店まで出向くとフロントの島津が

「内山さん、今日ずっと忙しそうでしたよ!」

と内山をフォローする声が!内山は仲間に恵まれてるなぁ〜と思い、私は島津に

「内山、今日何台売ったの?」

と尋ねると島津は間髪入れず

「0です。」

と。会社に効率を求められてる昨今、内山はサラリーマンとして生き残れるのか?私は、不安に思う。

まぁ、他人事なのだが。

壊した部品は在庫にあるらしく、入庫日が決まる。

入庫日当日、店に出向くと内山が満面の笑みで前日頼んでいたクラッチ交換の見積を手にして、出迎えて来れた。

86を預けて、早速クラッチ交換の見積に目を通す。

さすが内山、純正とTRDのクラッチ交換の見積だ。

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内山は、値段の高いTRDのクラッチをグイグイ押してくる。

内山の商売人としての資質が問われる。

私の中では、純正かHKSのクラッチか悩んでいた。

もし、エンジンオーバーホールを行うならHKSのエンジンパーツを使用したいからだ。

私はエンジン、クラッチ等は、1つのメーカーで統一したいと考えている。

煙草を3本程吸い終わる頃、作業が終わる。

私の

「作業は完璧か?」

との問に内山は、満面の笑みで応える。

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帰り道、安全運転をしていても実感できるレベルで私の86は絶好調になっていた。

私は正直、エアクリーナーエレメントを舐めていたトコがある。

おそらく、エンジンチェックランプは点灯しないだろう。

私は、これからエアクリーナーエレメントは5万キロ毎に交換する事を肝に銘じる。

 

 

 

 

岩水寺の後の悲劇

最近、嫁が休日の度にドコかへ連れて行けと愚図る。私としては勉強に時間を費やしたいところだが、平日も夜遅くまで勉強している為、嫁との会話が減っているのも事実。

私は、何年か前に自転車を買ったお店の近くにある岩水寺というお寺が気になっていた事を思い出し、午後から86を走らせる。

距離的には大した事は無いが、数週間前に交通違反の切符を切られた私は超絶安全運転に務める。

赤灯に、とても敏感になっている。

岩水寺は、とても素晴らしい門構えだ。

コレは期待できそうだ。

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門の右側に、気になる文字が目に入る。

金運、福神 金城稲荷大明神→と書かれてある。

莫大な財力を築きたい私は本堂にて参拝を済ませ、御朱印帳を授与所に預けて、金城稲荷大明神へ足早に赴く。

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金城稲荷大明神にて手を合わせる時嫁に、

「昔は、寺社でお願い事なんてした事無かったのに、最近は神頼みを良くするね。」

と言われフッと思う。

私が弱くなったのか?コレが年を重ねるというヤツなのか?それとも、昔は希望が無かったが今は希望に満ち溢れているという事か?

私は、自問自答を繰り返すも答えは出なかった。

私は勉強をしたい為、颯爽と自宅へ86を走らせる。

道中、悲劇は訪れた。

嫁が、煙草の火を落とし助手席シートに穴を開けた。

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私は、我を忘れ激怒する。

私は、車と単車をとても大切にしている。

故に、車と単車を理不尽に傷付けられるのは非常に残念だ。86が、可哀想で堪らない。死活問題だ。

が、嫁の反省する姿を見て許す事にした。

が、このままでは86が可哀想である。

私は、TRDのセミバケットシートを内山に注文する。

内山は金になる仕事には、迅速に対応してくれる。人間の闇な部分を見せてくれる。カレのそんなトコが、私は気に入っている。

瞬く間に、86の入庫日が決まる。

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結果、助手席にTRDのセミバケットシートが私の86に装着された。

私が高額商品を購入したせいか、内山は大絶賛である。

分かりやすいなぁ〜内山君は!

しかし、悲劇は続くのであった。

 

 

 

高速道路と一般道路、どちらが安全?

沼津から自宅までの帰り道、高速道路の一般車線を安全運転していた私の前を猛スピードで走り抜けて行ったオレンジ色の86。

朝から、元気が良いなぁ〜。等と思いながら、変わらず法定速度で走行する私。

しばらく走行すると、私を抜いて行ったオレンジ色の86に追い着いた。

私は、周囲に警察が居ないか注意を配る。が見当たらない。

ん?ひょっとして、私を待っててくれた?等と下らない妄想に老ける。

私を前に行かそうとするかの如く、オレンジ色の86は更にスピードを落とす。

先日、車間距離にて警察に切符を切られていた私は、オレンジ色の86以上にスピードを落として車間距離を摂る。

が、速度が80キロを切る頃、私はフッと思い出す。

確か、高速道路の最低速度80キロだった様な?

私は、オレンジ色の86を抜きに掛かる。

オレンジ色の86が私を追従するも、私は気分が乗らない。私の経験上、こういう時無理をするとロクな事が無い事を知っている。

私は、一般車線に移り安全運転を心懸ける。

それでも、オレンジ色の86は私に追従する。

参ったなぁ〜と思い、アクセルを踏み込む。

私の86は、佐藤商会製作の86だ。

数々の私の期待に応え続けてくれている佐藤商会。

私の86は、伊達じゃ無い!

しばらく、私の86とオレンジ色の86とのランデブーが始まるも、直ぐにオレンジ色の86は姿を消した。

私は、ガッカリし安全運転に努める。

高速道路を降り自宅へ向かう途中、追越車線を走行している軽自動車が、私の86に突っ込んで来た。私は、軽自動車をかわした。軽自動車は、何事も無かったかの様に左折して行く。

私は、苛立つも直ぐに平常心を取り戻す。

私個人の意見は、高速道路のほうが安全に運転できると思う。信号機も無く車線幅も高速道路の方が広い。人も歩いていなければ自転車も走ってはいない。対して、一般道路は高速道路に比べ危険がたくさんに思える。

しかし私の周囲は、高速道路を好む事を否定する人間が絶えない。

自分の意見を持つ事は良い事だが、自分の意見を他人に押し付ける様な滑稽な事をする人間が、私の周囲から居なくなる事を切に願う。

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