私の86感

私の愛車の物語です。

パールのクラウン

高速道路を走行していた時の事である。

私は、普段どおり安全運転に努めていた。

前方の車を1台追い抜くと、物凄い勢いで後ろに憑かれた。

ルームミラーを覗くと、パールのゼロクラウン。

私は覆面パトカーと思い道を譲ったが、後方のクラウンは私を追い抜きはせず、私の後方にピタッと貼り付いて来る。

赤灯は、回ってはいない。

知り合いかと思い、頭の中でパールのゼロクラウンに乗る知り合いを捜すが、思いつかない。

私は、アクセルを全開にする。

しかし、ルームミラーに映るパールのゼロクラウンの大きさは変わらない。

私の86よりクラウンのほうが速いのか?

そして、少し前の高速道路での事件が頭を過ぎる。

車を止められて、因縁をつけられてひかれるのか?

私の運転が気に入らないのか?

色々考え出した結論は逃げ切ろうと思い、周囲の車には申し訳ないが、過激に走り出した。

アクセルを踏み込み、右へ左へ障害物をかわしながら速度を上げて行く。

時間にして5、6分ぐらいだろうか?気付いたら、ルームミラーにパールのクラウンは映ってはいなかった。

私は普段の安全運転に戻り、高速道路を下りようとした時、物凄い勢いでパールのクラウンが走り去って行った。まだ、私の86を追いかけていたのか?

私は、少し怖くなった。

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