私の86感

86のある暮らし

平成最後の車検

私はかなり前から、車検の内容に悩まされていた。

2年間で、6万キロ近く86は走ってくれている。

車検の時ぐらいは、贅沢に奢ってやろうと思う。

全オイルの交換。ブレーキフルードは、dot5を選択。

前回サーキット走行をした時の帰り道、ブレーキを踏むとフワフワ感があった。

これが噂のフェード現象と言うヤツか?

純正はdot3。dot4とdot5の値段は、そんなに違わない。

そして、前から変えたかったシフトノブを交換する。ようやく、納得できるシフトノブを見つけた。トムスのシフトノブだ。

早速行き着けのディーラーに車検を出すも、ブレーキキャリパーの蛇腹が破れている為、車検を通さずに返される。

私の86は、一筋縄では行かない。

何故、キャリパーの蛇腹が破れているのか?謎であった。

私は、二昔前整備士をしていた。10年間車検整備をしたり検査をしていたが、キャリパーの蛇腹が破れている車は、10年前の車ぐらいだった。それも、軽く10万キロ越えの車が数台だけだった。

それから、10年以上経つ。

ブレーキの性能も、蛇腹の質も格段に向上している筈だ。

そして、もう一つ謎が

それは、保安基準に適合しない車両をお客に返却する事だ。店側の事情も分かるが、人としてどうだろうか?

日数を空けて再び車検に挑む。

無事、車検が通される。

私は、久しぶりにホッとした。

車検時、営業担当の内山に前々から気になっていた脱着式クイック リリース ステアリングボスが、車検対応なのか訊いてみると調べもせず、

「グレーですね。」

と返答してくる始末。

最近、私の周囲でやたらとグレーという言葉を聞くが、私はグレーという言葉が好きではない。

黒か白か、はっきりして欲しいモノだ。

己の無知を棚に上げて、グレー・グレーと連呼する。ネットという便利なモノが世間に普及されていて莫大な情報を簡単に調べる事ができるのにも関わらず、調べもせずグレーだと!どうかしてるぜ。内山!

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