私の86感

86のある暮らし

行き忘れていた岐阜。

嫁の仕事が忙しくなかなか休みが取れない為、旅行はどうしても近場になってしまう。

今回は、嫁の1番下の妹の結婚式で3連休が取れた。

今回の旅行も近場で探していると、フッと気付く。

岐阜県は、何度も通り過ぎたが泊まった事は無かった。

私は嫁に、

「そうだ。岐阜に行こう!」

すると嫁は、

「岐阜に何があるの?」

と聞き返す始末。

全く、ヤレヤレだぜ。

私は、

岐阜城に行くぞ!」

しかし、嫁は学習していた。

荷物に、運動靴を入れていた。

義理の妹の結婚式も無事終わり、翌朝岐阜へ出発しようかと思っていると嫁が騒ぎ出す。

「靴が無い。運動靴が!」

嫁は、私を退屈させない。

結局、運動靴は見つからず、そのまま岐阜へ向かう事に。

岐阜までの道のりは空いていて、とても気分良くドライブを楽しむ事ができた。

今回の宿は、十八楼だ。

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宿の従業員は、とても素晴らしい接客だった。

チェックインまでかなり時間があったのだが、先に86を駐車させてくれたのは、本当にありがたかった。

チェックインまで、宿周辺を散策する。

まずは腹拵えだ。

吉照庵という蕎麦屋に入った。

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大海老天蕎麦を注文する。

現れた大海老天蕎麦の海老が大き過ぎて驚いていると、嫁も同じリアクションをとっていた。

嫁は、海老の天ぷらが大好物である。

私は、岐阜に来て良かったと思う。

腹拵えが終わり、今回のメインイベントである岐阜城へ向かう。

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ロープウェイ乗り場までは難無く着いたが、悲劇はロープウェイから降りた所から始まる。

ロープウェイを降りたら岐阜城だと勝手に思っていたが、ロープウェイから降りても岐阜城が見えない。

私は嫁に、

「険しい道のりになりそうだ。」

と告げると、嫁の顔に悲壮感が漂う。

2人は無言で、只々登り続けた。

見上げると、ようやく天守閣が小さく聳え立つ。

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「後少しだ!」

嫁に、檄を飛ばす。

天守閣に着く頃には、私と嫁は汗ダクだった。

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天守閣の中は、斉藤道三&織田信長で溢れていた。

私は、この両者が大好きである。

何故なら、両者共に成り上がりだからだ。

私も、2人に続いて成り上がろうと心に誓う。

岐阜城を後にすると、岐阜市歴史博物館なるモノを発見。

私は迷う事なく、岐阜市歴史博物館に寄る事にする。

名の通り、岐阜の歴史を垣間見る事ができた。

そして、宿へ。

チェックインして、中居さんに部屋へ案内してもらう。

部屋の窓を眺め中居さんに、

「ココから、鵜飼が観られるのですか?」

と尋ねると、観られないと返答された。

う〜む。ネットでは、如何にも部屋から観られるカンジだったが、私の思い違いだったか?

早速、私の1番の楽しみの部屋の中にある風呂に入る。

私は、過去の旅行にて大浴場に入っていると、先輩が目の前に入って来て

「俺、水虫なんだよね。」

と言われ返答に困った事があった。

それ以来、大浴場に入れなくなってしまった。

部屋の風呂は、自宅の風呂より狭くガッカリだ。足が伸ばせない苦痛を味わう。

気を取り直して、夕食を頼む。

夕食は、別館だった。

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コース料理で、とても量が多い。

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特に、鱧のお吸い物は絶品だった。

お目当てのA5ランクの飛騨牛は、薄くスライスされたモノが3キレだけだった。

どうにもこうにも、今日は裏目に出てしまう。

食事が終わる頃、嫁は赤ワインのボトルを2本程空ける。相変わらずの強者だ。頼もしいなっ!

別館を出て城下町を散策しながら、鵜飼を観に川沿いへ。しかし、船に明かりが灯っているモノの暗くてよく分からない。

両親と会社に土産を買って帰ろうと思い、お土産屋へ。これといって目ぼしいモノも無く、店主の言われるがまま買い物を済ませる。

そして、部屋へ戻るも疲れが出たのか爆睡してしまった。

翌朝、朝食をとり帰路に着く。

まぁ、岐阜の街は空いていたし宿の接客は申し分無かった為、のんびり過ごせる事ができた。

来年はきっと来客が多く、賑わうだろうと思う。何故ならば、来年の大河ドラマは、明智光秀だからだ。私は少し時代を先取りした気がする。

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