私の86感

86のある暮らし

風鈴祭

嫁が突然、法多山へ行きたいと言い出した。

理由を聞くと、風鈴祭なるモノを法多山で催しているらしい。

そう言えば、西尾君がフェイスブックに投稿していたのを思い出した。

私は嫁に、

法多山の階段は、結構辛いぞ。」

と伝え法多山へ86を走らせる。

しかし、よく考えたら嫁は吐きながらも久能山を制覇していた。 

私は、まぁ今回は楽勝かと思う。

法多山へ行くのは、個人的には10年ぶりである。

前回は内山とエイプで来た記憶があり、あまり良い思い出ではない。

法多山へ着くと、駐車場で婆様が手招きしている。しかし、私には父の友人伊藤さんの自宅が法多山付近にある。私は、そこに駐車させて貰おうと伊藤宅へ向かう。

伊藤宅は、法多山から徒歩3分ぐらいのトコにある。

駐車の了承をいただこうと伊藤宅の玄関を捜すも、見当たらない。私は困り、母に連絡する。

母曰く、戸を叩き叫ぶらしい。

世間は令和だというのに、インターホンが無い家があるなんて、驚きである。

叫びながら戸を叩くと、伊藤さん夫婦が出迎えてくれた。そして、伊藤さんに家へ寄って行けと誘われる。私は断る理由も無いので、嫁の紹介も兼ねて寄らせて頂く事にした。

御茶を頂き、伊藤さんの昔話に驚く。伊藤さんの人生は、波乱万丈だ。伊藤さんの話に、嫁は若干引き気味だ。伊藤さんは、高価そうなお酒を手土産にくれた。嫁を見ると、先程の引き顔を忘れさすような笑顔をしていた。ヤレヤレだ。伊藤さんの奥さんの気配りもあり、早々に伊藤家を後にし法多山へ向かう。

法多山は意外と涼しく、居心地が良い。

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階段を登り境内へ着き参拝を済まし、沢山の風鈴が吊るされている回廊を楽しむ。

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そして、御朱印をいただきに。限定版の風鈴祭仕様の御朱印と通常の御朱印の選択を迫られたが、何故か限定版はチープに見えた為、通常版をお願いする。その時嫁が、

「私も、タイガースの御朱印帳が欲しい。」

と言い出した。

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私は、メルカリで探すも見つからない。私は嫁に、

「見かけたら、買っておくよ。」

と伝える。そして、御朱印帳入れも購入した。購入を決めたきっかけは、西陣織だった。私は、一目惚れした。

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帰り道に不動明王を参拝する。私は不動明王が大好きだ。純粋に、カッコいいと思っている。

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そして、法多山内にある御食事処で昼食を摂る。

私的には美味くも不味くも無かったが、嫁の口には合わなかったらしい。

そして、法多山を後にする。

たまには、のんびり嫁と2人でドライブも悪くないと私は思う。速く走らせても、のんびり走らせても私を楽しませてくれる86。

86の素晴らしさを、再確認した1日だった。

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