私の86感

86のある暮らし

初詣 2021

私の正月休みも終わりを迎える頃、嫁が初詣に行きたいと言い出す。

「ドコへ行くか、考えといて!」

と嫁に言われ、私は前々から興味を示していた三嶋大社に決めた。

次の休みの日は、朝からガソリンスタンドで洗車を予約していたので、ガソリンスタンドへ向かうとガソリンスタンドの従業員に、

「すいませんが水回りが凍っていて、洗車ができません。」

と言われ、86にハイオクを入れてガソリンスタンドを去る。

自宅へ戻り、嫁に初詣に出掛ける支度をさせる。

嫁の支度は無駄に時間がかかり、無駄に荷物が多い。嫁は今、国家試験前の為参考書を持って行くと言って、私の言う事を効かない。

私は、嫁以上に嫁の事を知っている。

嫁は出掛けてる間、参考書を開く事は無いと私は思っている。

私は三嶋大社へ向け、86に嫁を乗せて走らせる。

嫁は意固地になったのか、早速参考書を開くも爆睡する。嫁は、私の期待を決して裏切らない。

東名高速道路に入ると、最高速度の看板が120になっている。

私は120キロクルージングを楽しむも、眠っていた嫁に水を差される。

「トイレへ行きたい!」

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私は、掛川PAに86を停める。

私も念の為、トイレへ行っておく。

86へ戻るとガラガラの駐車場の中、何故か86の横へ土浦ナンバーの車が、わざわざ停まっている。

私はとても、疑問に思う。何故だ!嫌がらせか?

私は、土浦ナンバーの車の持ち主が戻って来る前に、掛川PAを後にする。

すると助手席の嫁は、早くも爆睡する。

私は86を軽快に走らせ、「アッ」という間に三嶋大社へ着いてしまう。

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140キロという距離は、私にとっては物足りない。

嫁が喫煙所で煙草を吸っている時間を、私は待てず三嶋大社へ歩を進める。

沢山のテキヤが並ぶも、あまり売れていないようだった。三嶋大社へ入ると、素晴らしい建造物が現れる。

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あまり混んで無く、並ぶ事無く参拝が出来た。

御朱印を拝借しに社務所へ向かうと、嫁と遭遇する。嫁は既に御朱印を拝借していた。どうやら、貼るタイプのようだ。私は、貼るタイプの御朱印に興味を持てない。

嫁の参拝を済ませて帰ろうとすると、嫁は「おみくじを引きたい。」と言い出す。

嫁は、おみくじを引くも小吉だった。

嫁は納得できず、もう一度おみくじを引くと言い出す。どうやら大吉が出るまで、引き続ける気らしい。

私は、もう一度おみくじを引こうとしている嫁を連れて、定食屋を探す。

そう、もうランチの時間だ。

辿り着いたお店が、ふくろく寿。

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私は、海老天おろしそばと天丼を頼む。

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私は蕎麦屋の天丼が大好きだ!

嫁は海老天うどんを頼んだが、七味唐辛子を大量にかけた為、絵的に美しく無い。画像は、割愛させていただく。

天丼も蕎麦も、優しい味だった。

40分1,000円する駐車場の為、早速三嶋を後にする。驚いた事に、駐車場の料金がクレジットカードで支払えるようになっていた。現金を持たなくても良い時代が、ソコまで来ている気がしていた。嬉しい限りだ。勿論帰りも嫁は爆睡だ。まるでドコかの、お姫様だなっ!私の期待通り嫁が、参考書を開いたのは最初の数秒だけだった。

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