私の86感

私の愛車の物語です。

サーキット場デビュー

仕事中に一通のメールが届く。お兄ちゃんからだ。

サーキット走行会、18日の土曜日になりました。

私は少し怒りを覚えた。急に休みはとれない。

走行会は、日曜日と言っていたではないか!

そんな私を察してか、お兄ちゃんからもう一通のメールが届く。

12日の日曜日はどうですか?との事。

私は、直ぐにOKの返信した。

この話を職場の先輩元走り屋の池田さんに話すと、わざわざスーパーフォミュラーのDVDを貸してくれた。

走行会前夜、私は遠足前日の小学生の様になかなか寝付けなかった。

池田さんに借りたDVDを何回も見直す。

イメージトレーニングは、バッチリだ。

12日早朝、目覚まし時計が鳴る。

目覚まし時計を止め、洗面所で顔を洗い眠気を飛ばす。だが、まだ戦闘モードに入らない。

出掛ける準備をし、86に乗り込む。

集合場所の三ヶ日インターに向かう。

私が集合場所に着くと、お兄ちゃんと単車チームの中でライバルのマメさんが居た。マメさんは、今日ギャラリーで来ていた。

そして、遅れてお兄ちゃんの友達がランサーに乗って現れた。今日は、この3人で走行会らしい。

サーキット場は、モーターランド三河

お兄ちゃんの後に続き、モーターランド三河を目指す。

私は、ある疑問を抱く。

集合場所が三ヶ日インターなのに、何故下道で新城を目指すのか?

しかしそこは黙って、RX-8について行く。

道中猿に出くわしたり、対向車とすれ違えない道を走ったりと目的地に着くまでに疲れてしまった。

しかし、モーターランド三河に着くとボルテージが高まってきた。

早速、受付を済ませ一服しているとお兄ちゃんは車から、色々外したり降ろし始めた。

話を聞くと、1秒でもタイムを縮める為らしい。

私は初めての為、そのまま走る事に決めた。

一緒に走行するグループは、私達3人の他にミニクーパーの2人組だけだった。

私は迷惑にならないよう、1番最後に出走した。

最初は無我夢中で走るが、RX-8を筆頭に次々抜かれてしまう。気付くと40分は経っていた。一度ピットに戻ると、お兄ちゃんに

「2速で走ってみると良いよ。」

とアドバイスしてくれた。

私は、ずっと3速で走っていた。

2速で走行してみると、エンジンが唸る。

そして、ストレートで全開にすると殺人的な加速をする86。今まで、私に見せた事の無い顔を覗かせる。

しかし走行時間は1時間の為、アッという間に終わってしまった。もう少し走っていたかったが、これ以上集中力が持ちそうにないので、今日のところはこれにて終了する。すると、待ってたかのように槍の様な雨が降り出した。

私は86を駐車場に置き一服していると、次のグループが出走し出した。次のグループは、ドリフト走行だった。今まで、画面の中でしか見た事がなかったが、ドリフトの迫力に驚いた。

しかしそれ以上に、外人達のワイルドさに驚愕を隠せなかった。

ドリフト走行の殆どが、外人だった。

ぶつける前提なのか、殆どの車がフロントバンパーを外している。

マフラーが外れれば手で強引に外し、油温が上がればエンジンに直接水をかけ冷やす始末。

日本人とは、スケールの違いを見せつけられる。

私達はエンジンを冷やすのに、ボンネットを開けるぐらいしか思いつかない。

私は何故か、恥ずかしくなった。

そして、タイヤとアスファルトから出る白煙で夏風邪がぶり返す。

私達は、ドリフトを堪能してサーキット場を後にした。私は、次のサーキット走行も誘ってもらえるよう約束した。

どうやら私は、サーキット走行にハマってしまったらしい。f:id:hide0406:20180814112005j:image
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