私の86感

86のある暮らし

スーパーチャージャー

86にスーパーチャージャーを搭載してから、私の慣らしも兼ねて様々なステージを走り込んでみた。

とにかく、乗り易い。まるで、純正のようだ。

ターボのような暴力的な加速は無いが、全体的に速くなっている。素晴らしい!

そして、坂道発進が安心してできる。失敗する気がしない。

しかし公道で全開できる程の技術を、私は持ち合わせてはいなかった。

私は、益々サーキット場での走行会が楽しみになった。

話は変わるが、先日スーパーチャージャーを搭載してから、初めてバトルを挑まれた。

私は、普段通り安全運転で86を走らせていると猛スピードで走り迫ってくる車がいた。BRZだ!

BRZに対して、何か気に喰わない事をしたのか?自問自答する私がいた。

道を譲ると、BRZはスピードを緩めた。

BRZが私を挑発している様に思えてならなかった。

私は心の中で

「付いて来られるのかい?こちらは、スーパーチャージャーを搭載しているよ。」

と呟いた。

スーパーチャージャー搭載車とノーマル?の差を実感したかったのかもしれない。

私は一旦5速に落としアクセルを踏み込み、6速に入れる。暫く走行すると、ルームミラー&ドアミラーにBRZの姿は無かった。

スーパーチャージャー恐るべし。f:id:hide0406:20180715012118j:image

飛び石?

内山の在籍しているお店に、オイル交換を依頼した時の事である。

いつも内山の都合上、引取・納車は夜である。

納車後数日が経ち、買い物に出掛けて車に乗り込む時に気付いてしまった。

ドアノブ付近に、塗装の欠けを発見。

すぐさま、内山に写メを送る。

しばらくすると、内山から返事が

「ウチで洗車した時はありませんでしたよ。傷があったら、気付きますよ。」

との事。

私は心の中で

「絶対、お前じゃ気付かねーよ。」

と思った。

続けて内山は

「飛び石じゃないですかね?」

などと言う始末。

フロントバンパーやフード、フロントガラスやルーフの前面に飛び石があるのは納得できるのだが、運転席ドアのドアノブ付近の傷が、飛び石とはどうしても納得いかない。

が、納車後数日経っている事と内山の普段の頑張りを考慮して、タッチペンで我慢する事にした。

故意で無いにしても、正直に話してもらいたいと思う。気付かなかった事に。f:id:hide0406:20180710203349j:image

 

300馬力

私は86を買った時から、パワー不足が否めなかった。メーカーも、色々な事情や考えがあるのだろうが、スポーツカーと謳う以上はもう少しパワーがあってもいいと思うのだが。

そこで私は、過給機を付ける決意をする。

便利な世の中になったものだ。

ネットで検索すれば、大概の事がわかる。

私が自分なりに調べて、決めた過給機はHKSのスーパーチャージャーだった。

私は早速、佐藤商会へ行きその旨を伝えた。

すると社長は

「もうじき、HKSからターボがでるのでターボにしませんか?」

私は、その問いに迷いが生じてしまった。

私の中でターボは、とても魅力的だった。

一昔十年、二昔前にカルディナGTTというターボ車を所有した事がある。

あの暴力的な加速は、とても魅力的だ。

しかし、スーパーチャージャーを搭載した車は未経験だった。そして、HKSのターボはこれからだ。それに対してスーパーチャージャーは、発売されて数年経過していて熟成されている。

悩みに悩んだ結果、スーパーチャージャーに飽きたらターボを取り付ける結論に至った。

佐藤商会に

スーパーチャージャーで、出せるだけ馬力を出して欲しい。」

私の中でスポーツカーに乗る時点で、エコなんてクソ喰らえだ。

すると佐藤商会の社長は

「300馬力までですね。それ以上出すと、ミッションが逝きますね。」

続けて社長は

「因みに強化ミッションは、150万円です。」

私は、己の財力の無さを嘆いた。

しかし、これで西尾君と勝負できる。とても、楽しみだ。

そして、佐藤商会に86を預けて長い一週間が過ぎたのである。

ここで佐藤商会の良いところは、作業状況をブログに書いてくれる事だ。毎日、佐藤商会のブログを見るのが楽しみになる。

佐藤商会へ86を引き取りに行くと、社長が色々説明してくれた言葉の中に、

「コレはもう、チューニングカーだから。」

何て心地好い響きなのだろうか。身が引き締まる思いだ。

先ずは、私の慣らしだな。

私は、佐藤商会を左折した。f:id:hide0406:20180710171452j:image
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ズレてる感性

私は思うのだが、何かと周りと感性がズレている。故に、よく否定され続ける人生になってしまった。

私は単車も車も、高速道路を走るのが大好きである。しかしこの事を周りに伝えると、危ないだのお金が勿体ないだの真っ直ぐな道でつまらないだの言われてしまう。

私も、昔はそうだったよ。

話は変わるが、私が86で高速道路をドライブをしていると、追越車線をスゴいスピードで走り去る車がいた。ベンツとBMWだ!

私もコレに続き、フル加速するが追い付かない。

なんて加速するんだ。車の性能差か!

86に乗って、初めての敗北感だった。

いつか、追い抜いてやる。そう心に誓った。

86を速くする事と、己のドライビングテクニックの上達を目標に生きる事になる。f:id:hide0406:20180709112157j:image

ダイエット?

サーキット走行に向けて準備をしていると、RX-8のお兄ちゃんがまた小出ししてきた。

バケットシート&四点シートベルトは、必要だよ」

私は

「他に必要な物はありますか?」

と問いかけると

「特には無いかな」

とやや自信無さげな返答だった。

私の86には、元々四点シートベルトは付いていた。問題は、バケットシートだ。色々検索している時に、ふと思い出す。86に、TRDのロールバーが付いている事を。他メーカーのバケットシートを買って付かなかったでは済まされない。

結果、TRDのバケットシートに決定した。

早速、内山に注文をすると受注生産らしい。

私は少し焦ったが、お盆には間に合う事が確認された。

しばらくして、TRDのバケットシートが取り付けられた。

早速乗り込んでみるが、

「バキッ」

嫌な音が、車内に響いた。

姿勢はその気にさせるのだが、腰&尻がキツくて痛い。下半身デブの私は、ダイエットを容赦なく迫られる事になった。f:id:hide0406:20180702153028j:image

帰省

正月の事である。

私は嫁と、嫁の実家に86で帰省する事になった。

嫁の実家は長野県飯田市である為、山を越えなければならない。

私は高速道路を薦めるも、嫁は下道で行く事を頑なに譲らない。

私は雪が怖かったが、嫁の

「大丈夫!大丈夫!」

の言葉を信じて、国道151号を行く事になった。

すると案の定、新野の山頂手前で雪が降って来た。

私は嫁に引き返す事を薦めるも、嫁は相変わらず

「大丈夫!大丈夫!」

私は雪道を走った事が無い為、経験者の嫁の言葉を信じて先に進んだ。

しかし、私の不安は的中してしまった。

新野の山頂付近で、道路に雪が積もり86がスリップして前に進まなくなってしまった。

ふと助手席に目をやると、嫁はケラケラ笑っていた。私は嫁に、殺意を覚えた。

私は、86を何とか道路の端に寄せてJAFに連絡した。迎えに来るのに、小1時間かかるとの事。

私は安堵した。

嫁は、義母に連絡していた。

義母は迎えに行くから、86は道の駅に置いておけとの事。

私は呆れて、嫁に一人で帰省する事を薦めた。

嫁は、私と二人で帰省したいと強く訴えてきたので、義母の提案を断るように言った。

JAFが来てくれて、86を積載車に載せた。

JAFの運転手に

「先に進みますか?引き返しますか?」

の問いに、私は迷った。

勿論、嫁の言葉は私には届かない。

が、先に進む選択をした。

せっかく、嫁の両親&義妹が楽しみに待っているのだ。私の意固地で、台無しにするのは忍びない。

私は心の中で、強く決心した。

冬に86で、飯田に行かない。そして、嫁の言葉を信用しない。


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ドアが開かなくなる?

RX-8に乗るお兄ちゃん、サーキット走行の情報を小出しにしてくる。

とあるツーリングでの会話にて

「昔サーキット走行してたら、ボデーが歪んでドアが開かなくなったよ」

サーキット走行とは、車にかなりの負荷がかかるのか?

サーキット走行初心者の私だが、そんな過激な走りができるとは想像できない。

しかし、経験者の語る事だ。否定はできない。

私はこの話を、私の家の建築に携わってくれた車好きの大野君にした。

すると、ドアスタビライザーが良いと言われ検索する。TRDのドアスタビライザーを取り付ける決心をした。

私は臆病な人間の為、最悪のケースを考えて保険をかける事にした。

ドアスタビライザー取付後、走り続けてみたが体感できるレベルではなかった。

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