86にスーパーチャージャーを搭載してから、私の慣らしも兼ねて様々なステージを走り込んでみた。
とにかく、乗り易い。まるで、純正のようだ。
ターボのような暴力的な加速は無いが、全体的に速くなっている。素晴らしい!
そして、坂道発進が安心してできる。失敗する気がしない。
しかし公道で全開できる程の技術を、私は持ち合わせてはいなかった。
私は、益々サーキット場での走行会が楽しみになった。
話は変わるが、先日スーパーチャージャーを搭載してから、初めてバトルを挑まれた。
私は、普段通り安全運転で86を走らせていると猛スピードで走り迫ってくる車がいた。BRZだ!
BRZに対して、何か気に喰わない事をしたのか?自問自答する私がいた。
道を譲ると、BRZはスピードを緩めた。
BRZが私を挑発している様に思えてならなかった。
私は心の中で
「付いて来られるのかい?こちらは、スーパーチャージャーを搭載しているよ。」
と呟いた。
スーパーチャージャー搭載車とノーマル?の差を実感したかったのかもしれない。
私は一旦5速に落としアクセルを踏み込み、6速に入れる。暫く走行すると、ルームミラー&ドアミラーにBRZの姿は無かった。
スーパーチャージャー恐るべし。