私の86感

86のある暮らし

龍潭寺解禁

私の中で龍潭寺は、聖域とされていた。

若い時から、彼女が変わる度にデートスポットにして来たし、悩み事があると龍潭寺の庭を眺めながらよく悩んでいた。

参拝護持料を支払うトコに居るオバちゃんなんかは、

「アンタ、また彼女が変わったね〜。」

と、とてもフレンドリーに接してくれていた。

毎回龍潭寺は、私の貸切状態だった。

私は厄祓いも龍潭寺で頼みたいと思い伝えると、予約制だから隣の井伊谷宮で厄祓いをしてもらった方が良いと言われ、怒りを覚えた。

ちょうどその時期、御朱印が流行りだし大河ドラマ直虎が始まり、龍潭寺は参拝者で溢れ返っていた。

そんな事から、私は龍潭寺を避けて来た。

無事とは言えないが、厄を終えた私は久しぶりに龍潭寺に86を走らせる。

龍潭寺の駐車場を見て、安堵した。ガラガラだ。

流行は去った。

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龍潭寺に再び歩を進めると、美しい門が私達を出迎える。

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更に歩を進めると参拝護持料を支払う。

ん?参拝護持料が値上げされてる?

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昔、300円だった様な気がするけど?まぁ〜、物価上がってるし。と龍潭寺に入ると、何も変わらずの鶯張り。

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更に進むと、私の大好きな左甚五郎作龍の彫物。

私は、コレを見る為に参拝護持料を支払っていると言っても過言では無い。

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御朱印収集家の池田さんが龍潭寺を訪れた時、この左甚五郎作龍の彫物を見逃していた。

私はそんな池田さんに、がっかりした。

龍潭寺に何しに来たんだ!池田さんは、御朱印さえ手に入ればそれで良いのか?

そして、龍潭寺自慢の庭へ。

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私はこの庭を見ると、様々な記憶が甦り感慨深い。

やはり、龍潭寺は良いなぁ〜と再確認させられる。

そして駐車場に戻ると、86が私達を待っている。私は、そんな86を見てうっとりしてしまう。美しい。

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